Apple社は、この領域はシステム専用なので使わないようにと警告していますが、多くのソフトウエアやハードウエア会社がPRAMの後半に独自の情報を書き込んでいて、そのことが原因でコンピュータがクラッシュしたり、フリーズしてしまう場合があります。最悪な場合は起動すらしなくなります。システムを入れ替えても機能拡張をオフにしても症状は改善されません。PRAMをクリアする方法として、起動時にcommand + option + P + R キーを同時に押すという方法が広く知られていますが、この操作では前半の128バイトはクリアされますが、問題のある後半の128バイトはそのままです。
「TechTool Pro 日本語版 リミテッドエディション」では「PRAM」と「プロセッサ」の2つのテストパネルのみご使用いただけます。他のテストパネルではテストを実行することができません。製品版ではリミテッドエディションで使用できない以下のテストパネルがすべて使用できます。また、オートパイロット機能(テストの自動実行)、システム構成の表示、NuBusボード情報の表示、ボリューム情報の表示といった機能も備えています。